マルチプロセッサ（並列処理）

多数のPC（マルチプロセッサ）にして処理の能力はどうなるか？

結論処理能力は一定数を上限に向上しない。という問題。

1台のCPUの性能を1とするとき、そのCPUをn台用いたマルチプロセッサの性能Pが、

P = n / (1 + (n - 1) * a)

で表されるとする。ここで、aはオーバーヘッドを表す定数である。例えば、a = 0.1、n = 4
とすると、P ≒ 3 なので、4台のCPUから成るマルチプロセッサの性能は約3倍になる。
この式で表されるマルチプロセッサの性能には上限があり、nを幾ら大きくしてもPはある値以
上には大きくならない。a = 0.1 の場合、P の上限は幾らか。

→大きい数字で考える。

a=0.1これは決まっている数値

n=cpu数（ここに任意の大きい数を代入して考える。）

問題文中にあるように、4台のcpuを使用してもほぼ3台と同じような計算結果になっていることもヒントとして、10億台PCを準備した場合、オーバーヘッドは0.1で変わらないことから10億/1憶となり、Pの上限は10であることがわかる。