計算系1(平均ビット誤り率、マルチプロセッサ、共通鍵暗号方式)

ネスペ対策!

明らかな点数削りの問題と、解かせたい問題が分かれているイメージ。基本を押さえて試験で通用するように頭に叩き込む必要がありそうです。

難しい問題も理解することで解ける可能性も上がりそうです。

平均ビット誤り率が1×10⁻⁵の回線を用いて,200,000バイトのデータを100バイトずつの電文に分けて送信する。送信電文のうち,誤りが発生する電文の個数は平均して幾つか。

平均ビット誤り率=

200,000バイトをビットに変換するだけ。

200,000×8=1,600,000

1,600,000×10⁻⁵=16

マルチプロセッサによる並列処理で得られる高速化率(単一プロセッサのときと比べた倍率)Eを、次の式によって評価する。r=0.9のアプリケーションの高速化率がr=0.3のものの3倍となるのは、プロセッサが何台のときか。

n:プロセッサの台数(1≦n)

r:対象とする処理のうち、並列化が可能な部分の割合(0≦r≦1)

とし、並列化に伴うオーバーヘッドは考慮しないものとする。

はい、要するに文字読んでもわからん系問題なので言葉を式にするのです。

r=0.9のアプリケーションの高速化率がr=0.3のものの3倍となる

3×1/1-0.3+0.3/n = 1-0.9+0.9/n

3×1/0.7+0.3/n = 0.1+0.9/n

0.7+0.3/n = 3(0.1+0.9/n)

0.7+0.3/n = 0.3+2.7/n

0.3/n-2.7/n = 0.3-0.7

2.4/n = 0.4

n = 6

要するに0.9と0.3を3倍したものを並べて計算。解ける👍

100人の送受信者が共通鍵暗号方式でそれぞれ秘密に通信するときに必要な共通鍵の総数は?

n(n-1)/2

これで求まる。

9900/2=4950

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